院長コラム
肩こりについて
今回は肩こりについてお話します。
今回もまたメジャーなお話「肩こり」を取り上げてみました。
健康な筋肉は、ほどよい弾力があります。これは筋肉内の水分や血液が スムーズに循環していることが基本になります。しかし日常生活で同じ姿勢や無理な姿勢を長く続けたり、運動不足や仕事などのストレスが溜まると、筋肉は過度の緊張を強いられます。
すると筋肉疲労や筋肉のポンプ作用に障害が起きて、血行不良をもたらします。血液の流れが滞ると筋肉に酸素不足が起こり、乳酸などの疲労物質が蓄積され、 それらの疲労物質が周辺の神経を刺激して痛みが生じます。これが一般的な肩こりのメカニズムです。
肩こりは大きく分けて、急性的なものと慢性的なものがあります。 急性的の肩こりは、長時間悪い姿勢や、同じ姿勢で仕事をしたり、極度な緊張やストレス、 寒さなどが原因で起こり、一時的な筋肉疲労や血行不良が原因だと考えられます。
一方、慢性的の肩こりは急性的の肩こりを起こす原因が蓄積したり、生まれつきの体型や内臓の疾患が原因で起こることもあるようです。 もちろんどちらの場合も、骨盤の歪みや背骨の歪みが影響して居る場合もあります。
肩こりはこまめに運動をして、緊張した肩の筋肉をほぐし、血行を良くして肩関節や 肩関節回り(肩甲骨回り)を柔らかくすることです。 縮んだ筋肉を伸ばし関節を柔らかくする運動をすることです。
また肩こりは、肩の筋肉が弱いために起こることもありますので、肩回りや、背中の筋肉を鍛える運動も効果的です。
当院では肩こり予防の運動やストレッチなども指導いたします。 お気軽にお問い合わせください。
運動とストレッチ、整体と組み合わせて肩こりを解消していきましょう。